NHK大河ドラマ西郷どん14話のあらすじネタバレと感想です。

あらすじのネタバレは放送開始前に、感想は放送開始後に追記します。

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西郷どん 14話のあらすじネタバレと感想

安政四年十月二十一日

アメリカ総領事のタウンゼント・ハリスが大統領からの書状を携えて江戸の家定を訪れていた。

「遠方からのお越しを嬉しく思う。いつまでも友好関係を継続していきたいと大統領に伝えてくれ」

将軍らしく受け答えする家定の姿に老中たちは安堵した。

篤姫と繰り返し練習したおかげである。

家定は上機嫌で大奥に戻ると、篤姫と幾島に同じ口上を繰り返して自慢した。

「御台の笑顔は私を元気にしてくれる。御台ともいつまでもいい関係を保ちたいぞ」

「…上様!嬉しいお言葉をありがとうございます」

病弱で変わり者だと伝えられていた家定だったが、本当は心の温かい優しい人柄である事に篤姫は気付いていた。

一方、十二月八日に江戸に到着した吉之助は、荷解きするまもなく、斉彬から言付かった松平慶永への書状を手に越前藩邸を訪ねていた。

書状には、関東でのことは全て慶永に任せるので、西郷を使ってくれと書かれていた。

しかし、慶永は阿部が亡くなった今、慶喜を将軍に推しあげるのはあまりにも難しいことだと感じていた。

「ハリスの要求を断れず、上様の元に通したことをお前も知っているだろう」

安倍亡き後を継いで老中の首座となった堀田正睦は、強硬な攘夷派の斉昭を抑えることもできない。

斉昭の評判はとても悪く、家定暗殺後、幕府転覆を目論んでいるとの噂まで流れていた。

「紀州の慶福様を後継にしたい彦根藩の井伊様が噂を流して自身の味方を増やそうとしているのでしょう」

側にいた左内が言った。

「西郷!橋本と協力して一橋様擁立に向けて諸藩の大名たちの説得にあたってくれ」

その前に慶喜を説得する必要がある。

慶永は二人に強く命じた。

慶喜説得なるか!?

後日、吉之助は磯田屋で左吉と落ち合い「橋公行状記」なる物に目を通した。

慶喜がいかに優れた人物であるかを慶喜を知る近しい人たちに話を聞き、左内がまとめて書き上げたものである。

「これは素晴らしい!左内様よくここまで調べましたなぁ」

吉之助が感心しているといきなり襖が開き、慶喜が現れた。

偶然隣室に居合わせ、壁越しに話が聞こえたらしい。

「あのおやじの作り話ばかりだ!全て大嘘だ」

慶喜は左内のまとめた書をビリビリと破り火鉢の中に投げ込んだ。

「俺は何があっても将軍になどならない。こんな志もない自堕落者にこの国を守れると思うか?」

「一橋様は異国の脅威を誰よりも知っているからこそ逃げようとしておられる」

左内の思いがけない鋭い言葉に慶喜は苛立った。

「ここで一橋様と呼ぶなら今後一切お前達のようなものが気安く話しかけてくることを許さんぞ!いいな」

慶喜は荒々しく吐き捨てると部屋をあとにした。

「僕はこれしきのことでは諦めない」

「もちろん私もです。しかし、左内様のせっかくの苦労が…」

がっかりと肩を落とす吉之助に、左内が笑いながら隠し持っていた写しを出した。

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それぞれのたくらみと水面下での動き

磯田屋を出て左内と別れたら直後、吉之助は井伊直弼の手下に囲まれ、彦根藩邸に連れて行かれた。

茶室に通され戸惑う吉之助に井伊は自らがたてたお茶を勧めた。

「招いた客に毒を盛るような卑怯な真似はしない。さぁ、飲め」

作法など知らない吉之助は音を立てながら豪快に飲み干し、その美味しさに感激した。

「戦国の世から二百五十年もの間この国の安泰を守ってきたのは徳川宗家である。今我々が守らねばならないのは徳川の家そのものじゃ」

異国の脅威があるからこそ、何かを変えようとして世を乱してはいけないのだと井伊は断言した。

「西郷、お前は薩摩守様の事をなんでも知っているだろう」

つまり、斉彬を裏切って秘密を売れというのだ。

卑怯なやり方に吉之助は憤慨した。

「こんな腐った奴らに守られている将軍家も危ないもんですな。では、失礼します」

怒りに任せてついて出た言葉に、側近が刀を抜こうとしたが、井伊は笑いながらそれを制した。

「世間の泥水をたっぷり飲むといい。そうすれば、このお茶の旨さが身にしみてわかるだろう」

それからほどなくして、斉彬は建白書を幕府に提出した。

異国と対等に渡り歩くために、国を強化しこの難局を乗り越えて行くためには、次の将軍に慶喜を据えるのが相応しい。

これにより、斉昭・慶永ら一橋派と、井伊が率いる紀州派の激論が繰り広げられた。

斉昭の悪評が蔓延していた大奥では、篤姫の輿入れには初めから慶喜を公方にする企みがあったとの波紋が広がり、本寿院の怒りは斉彬と篤姫に向かった。

本寿院が家定の篤姫との面会を禁じるなか、いまだひとつも慶喜のことを伝えていない篤姫は窮地に追い込まれた。

「会いに来たぞ、御台。何かあったか?」

そんな中、ひょっこりと家定が現れたのである。

「上様、お願いが…」

この国を守り皆がずっと安心して暮らせる世を作るために次の公方を慶喜にと、篤姫は意を決して語った。

篤姫の思いが家定の心を動かした。

「…一橋にする。次の将軍は一橋じゃ」

ついにことが動き始めた。

窮地が転じて好機となる

しかし、当の本人である慶喜は相変わらずで吉之助や左内の説得にも全く動じない。

二人が磯田屋にこもって作業していると、深夜に突然慶喜の声が響き渡った。

「人殺し!誰か助けてくれー」

慶喜を追いかける刺客の後を吉之助たちが懸命に追う。

「刀を!」

追い詰められた慶喜に左内が刀を投げ渡すと慶喜は華麗な剣さばきを見せた。

が、相手はもっと手強かった。

「うわっ!西郷!助けてくれー!」

無我夢中で刺客の腹を刺した吉之助の震えは止まらなかった。

見覚えのある顔…彦根の者だとわかった。

初めて人を殺めた衝撃、人の命を奪ってしまった恐怖…

あの男にも命をかけた主君や、帰りを待つ家族がいる…

やりきれない思いを吉之助は慶喜にぶつけた。

「あの男の命と一橋様の命は同じじゃ。だけど、あなたには国を救い多くの民を救える力がある。それなのにまだ逃げ回るというなら、あの男も浮かばれない…」

しばし無言で立ち尽くしていた慶喜が重い口を開いた。

「おい…行くぞ。井伊のところに」

刺客をよこすくらいだから俺によほどの用があったんだろうと言って慶喜は彦根藩邸に乗り込んだ。

が、井伊は顔色一つ変えず、慶福が将軍になったら慶喜には紀州五十五万石を献上するとしゃあしゃあと交渉を始めた。

「ふざけるな!徳川はお前のものではない!今のこの幕府で安泰が続くと本気で思っているのか、この大馬鹿野郎!」

井伊の顔から血の気が引いた瞬間、慶喜は言い放った。

「…俺が将軍になる。しょうがねえ。それしか仕方がないだろう」

驚き顔を見合わせた吉之助と左内に、喜びが湧き上がる。

「西郷、橋本、帰るぞ」

颯爽と去って行く慶喜の背中を、井伊は鬼の形相で見つめていた。

以上、西郷どん14話のあらすじネタバレと感想でした!

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