NHK大河ドラマ西郷どん17話のあらすじネタバレと感想です。

あらすじのネタバレは放送開始前に、感想は放送開始後に追記します。

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西郷どん 17話のあらすじネタバレと感想

家定を亡くした篤姫は髪を剃り落とし天璋院と名乗るようになり、将軍となった慶福は名を家茂と改めた。

「上様、これからは私のことを本当の母と思ってくださいませ」

心ある声かけであったが、井伊から天璋院の悪口を吹き込まれていた家茂は露骨に嫌な顔をした。

落ち込む天璋院に、見かねた幾島が、お休みをもらって城を出るように提案した。

「私達は負けたのです。もう十分にお役目は果たされました。亡き殿もきっと許してくれるでしょう」

「…いや、それはできない」

血は繋がらずとも、家茂の母は自分である。

「私は上様の事を命をかけて守らなければいけない。それに…私の帰るべき家はもう、薩摩ではない」

見事な覚悟に幾島は平伏したが、自分は京に帰らせてほしいと言う。

「そなた…もしかして、私のために汚名をかぶる気か?」

「昔から戦いに負けたものがおとがめを受けるのは当然のことです。これでご大老様に少しは示しがつくでしょう」

泣きすがりながら引き留めようとする天璋院の手を払いのけ、しっかりしなさい!と叱咤する。

「ここで、お別れです」

未練を残さず立ち上がり、最後の奉公へと向かう幾島。

「幾島様…これまでありがとうございました」

天璋院に背を向けた幾島の目に涙が光った。

斉彬の遺志を継ぐ薩摩再編

京を出てから五十日。

吉之助たちは命からがら薩摩にたどり着いた。

突然家に入ってきた吉之助に、内職をしていた吉二郎たちは驚いた。

「何でもいいからこちらの方に着替えを用意してくれ」

まず、月照を布団で休ませてから、斉彬と縁深い京のお坊様で、命をかけて守り抜かねばならないと説明した。

一方、江戸から薩摩に戻ってきた由羅と斉興は、嫡男の茂久を連れた久光に会っていた。

「これからのことについての相談か?」

「いえ、相談ではなくお願い事をお伝えに来ました」

穏やかだった由羅と斉興の表情が一変した。

久光は死の淵にあった斉彬に呼ばれ、亡き後を託されたと言うのだ。

家督は嫡子の哲丸ではなく、茂久に譲るので久光には茂久を支えて家中をまとめてほしいと。

「お前ならできる。やってもらわなければ困る」

身を乗り出す兄の手を、久光は強く握りしめた。

「そのお役目、しっかりと賜った。たとえ、父上でも邪魔はさせません!」

これに斉興はあっさりと承諾した。

「いつか兄様の無念を晴らしたいと思っていました」

「久光…本気か」

その真意に戸惑う久光であったが、斉興は呆れたように笑った。

青天の霹靂

そのころ、吉之助の帰りを知った正助が、西郷家の庭に駆け込んできた。

「吉之助さんのことだから、切腹して殿のあとを追ってしまったのではないかと心配していた」

「いや、俺はまだ死なれない。明日、城に行き月照様の庇護をお願いするつもりじゃ」

「…それは…難しいかもしれん」

江戸から斉興が戻り、藩の事情が厳しくなったと正助が不安そうに言う。

「吉之助さんはお坊さんと二人でしばらく隠れていてください」

正助はそう言うと家老の山田に会うために、満寿を通じて山田と親しくしている満寿の父に取り次ぎを願い出た。

翌日、対面のかなった正助は嘆願書を手に山田に頭を下げた。

「どうにか二人を助けてもらえるように取り計らってもらえませんでしょうか。お願いします!」

山田は厳しい表情で悩んでいたが、吉之助を見捨てることはできず、最後には嘆願書を受け取った。

謁見の間に現れた藩主の茂久は堂々としており、上座の脇に座った久光も誇らしげである。

そこに突然、斉興がどすどすと家臣たちをかき分けて入って来た。

さらに、茂久と並んで座ったかと思うととんでもないことを言い出した。

「我々はこれから新しい殿を支え、ご公儀に忠誠を誓う。兵を起こして幕府に刃向かうなどという斉彬の遺志を継ぐなど言語道断!」

「なっ!なにを言っているのですか!」

斉興は久光の抗議をいとも簡単にはねのけ、斉彬を誹謗中傷した。

「みんな、心配するな!わしが島津を守り抜いてみせる!わしに任せろ!」

動揺していた家臣たちは斉興の勢いに押され、自信に満ちた態度に支持する声が上がった。

山田は嘆願書を懐にしまい、久光は絶句している。

初めから斉興にとって久光も茂久も眼中になかったのだ。

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志半ばにして…

実権を取り戻した斉興はすぐに吉之助と月照を日向送りとした。

国境の日向に追放して、そこで処刑するのである。

「これが、薩摩の出した答えか…」

絶望する吉之助を見て仲間たちが城に行って直訴すると言い出した。

「あんた達が無駄な血を流してはいけない。藩の中で争いを起こして血を流している場合ではない」

吉之助は冷静にみんなをなだめた。

「自分たちの相手は異国と、異国の言いなりになっている幕府であることをどんな時も忘れてはいけない!」

腹をくくったように笑みを浮かべながら皆に酒を注ぐ。

「これが運命ならば、しかたないな」

「待ってくれ!俺はまだ諦めないぞ!」

正助は力強い目をしていた。

友情、恩返し、そして何より、吉之助は薩摩にとって日本にとって、生きてやらねばならない事が沢山ある。

翌日、正助は書物に没頭していた久光のもとを訪ねたが、斉興に面目を潰され、抜け殻のようになっていて、話にならなかった。

最後の手段として正助は、山田に再度頭を下げ、斉興との対談にこぎつけた。

「ひとつだけ、方法がある…」

夕方、吉之助を前に正助が重々しい口を開いた。

「月照様を斬れば、吉之助さんの命は助けてくれる。ご隠居様に頼み込んだ」

黙り込む吉之助の胸ぐらを掴み声を張る。

「吉之助さんが死ぬことはない!頼む!吉之助さん!」

「…わかった。斬りましょう」

「本当か?!本当にそうしてくれるのか!」

「正助さん、ありがとな。俺のためにそこまでしてくれて…本当に、本当にありがとう」

吉之助と月照が小舟に乗せられ日向へと連れて行かれる。

斉彬からもらった短刀は床の間に飾ってきた。

その意味に正助も気づいただろう。

「修行を積んできた身であっても、やはり未練は捨てきれませんなぁ」

吉之助は震える月照の手を取り自分の胸に当てた。

「一緒に行きましょう。月照様」

「…ありがとう。これで、安心して逝けます」

二人は寄り添いながら海に身を投じた。

『二つなき道にこの身を捨て小舟 波立たばとて風吹かばとて』

この世との別れの句を胸に秘めた、覚悟の入水であつた。

以上、西郷どん17話のあらすじネタバレと感想でした!

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